お墓の継承者を決める

子どもが複数いる場合、誰がお墓を管理していくのか継承者について決めておく必要があります。かつては、長男や長女が親のお墓を継承する慣習がありました。しかし近年は、必ずしも長男や長女でなければならないという慣習は減ってきていて、このような決まりはありません。遠方に住んでいる、転勤が多い職業に就いているなどの理由から、お墓の管理ができる方が継承者となります。そのため、お墓を継承するタイミングになると、親族間でトラブルが発生するケースも珍しくありません。トラブルを避けるためにも、事前に親族間でよく話し合うことが大切です。

お墓の立地・設備について話し合う

お墓を管理するのは、基本的に継承者や親族です。そのため、あまり遠方の土地にお墓を建立してしまうと、管理の負担が増えてしまいます。お墓を建立する場所を決める際には、アクセスの利便性や設備の充実度なども考慮しておかなければなりません。

宗教・宗派について相談する

例えば、夫が天台宗で妻が真言宗など、宗派が夫婦で異なる場合、寺院墓地では同じお墓に入ることができません。そのため、宗教・宗派不問の墓地・霊園を探す必要があります。先ほどご紹介した立地や設備などのポイントと併せて、宗教・宗派についても確認しておくようにしましょう。

墓石の種類をチェックする

霊園によって建立が可能なお墓の種類は異なるため、見学時に確認することが大切です。近年は、デザイン墓石と呼ばれるスタイリッシュな見た目の墓石などが人気を集めています。希望するお墓がある場合は、「対応可能な霊園なのか」「そのスペースがあるのか」など、霊園見学の際にしっかりと確認しておいてください。

交通の便をチェックする

お墓の継承者や親族が気軽に来やすいように、交通の便をチェックしておくことも大切です。確認すべきポイントとして、公共交通機関の有無や自家用車の駐車スペース、高速インターチェンジからの距離などが挙げられます。

特に、利用できる公共交通機関があれば、継承者が高齢になって自動車が運転できなくなったとしても、お墓参りに来やすいというメリットがあります。

霊園の周囲の環境をチェックする

自然に囲まれた静かな環境であれば、落ち着いてお墓参りができます。また、墓地参道の日当たりや水はけのよさなども大切なポイントです。例えば、雨の日にお墓参りをする場合、墓地参道の水はけが悪いと歩きにくかったり、転倒したりするおそれがあるので注意しなければなりません。

法事の対応内容をチェックする

通常、定期的に催す法事も同じ霊園で行うことになります。法事の内容が霊園で対応可能かどうかについて、事前に確認する必要があります。

法事では、僧侶や塔婆、さらに料理など多くの手配を行わなければなりません。それらの手配に霊園側が対応可能であれば、法事の負担も軽減され、ゆとりを持って故人を偲ぶことができます。

松戸家でご紹介する民間霊園の多くは、宗教宗派を問わずにお申し込みいただけます。また、お墓の種類や墓石デザインなど、比較的自由に選べる点も魅力です。千葉県のみならず、東京・埼玉・茨城エリアなど多数取り扱っております。関東圏で霊園をお探しの方はぜひお問い合わせください。