1．樹木葬に関する情報を収集する

2．現地を見学する

樹木葬を取り扱っている霊園や墓地で、希望に叶うところがあれば、見学の予約を入れます。インターネットの画像やパンフレットの写真などを見ることで、おおよその外観は把握することが可能です。しかし、実際の雰囲気や周辺の環境、霊園や墓地の立地などは、現地に行かなければわかりません。また、お墓参りに訪れる親族のために、現地への交通アクセスなども確認しておく必要があります。

3．契約・入金を行う

現地を見学し、樹木葬について納得したら契約・入金を行います。もちろん見学時にその場で契約する必要はありません。後々のトラブルを避けるためには、家族や親族とゆっくり話し合ったうえで決める必要があります。

ただし、樹木葬の人気が高い一部の霊園や墓地では、抽選を行っているところもありますので、契約が確定していない点には注意しなければなりません。抽選に応募して、当選すれば樹木葬の契約が可能です。契約を結んだ後は、霊園や墓地の使用料を入金します。

4．使用許可証を受け取る

樹木葬の契約・入金を終えると、お墓の使用許可証が発行され、使用者として正式に認められます。墓地の使用許可証は、遺骨を埋葬する際に必要な書類となるため、紛失しないようにしっかりと保管しておくことが大切です。

合祀タイプ

故人の遺骨を他の方の遺骨と一緒に埋葬する方法です。樹木葬では、シンボルツリーと呼ばれる樹木の周辺に遺骨を埋葬します。

共同埋葬タイプ

共同埋葬タイプは、一つの大きなスペースに遺骨を埋葬する方法です。骨壺や骨袋から遺骨を取り出さずに埋葬する点が、合祀タイプとは異なります。

個別埋葬タイプ

一人ひとりの専用スペースを設けて、それぞれ個別に遺骨を埋葬する方法です。骨壺や骨袋で埋葬するケースもあれば、遺骨を粉状にしてから専用の容器へ移して埋葬するケースもあります。

スペースが個別で区切られているため、遺族が故人とゆっくり向き合いたい場合に適した樹木葬といえます。また、霊園や墓地によっては、樹木や草花の種類を選べることも特徴です。

ただし、個別埋葬タイプといっても、一定期間が過ぎると合祀されるケースもあります。合祀の有無は、霊園や墓地、利用プランなどによって異なりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

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